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【初心者の飼育におすすめのヘビ】*ボールパイソン・コーンスネーク・カリキン以外*

おすすめ爬虫類

長州クリプター(Twitter/Instagram)です.






【初めての飼育におすすめのヘビ】

**ボール・コーン・カリキン以外**





ペットとしてヘビの人気が徐々に上がってきています


芸能人でも爬虫類好きの方は少数ながらもいらっしゃいますし,特に若い世代で爬虫類の人気が高まっています.

手足がない姿や迷信などで忌み嫌われてしまうヘビですが,以外にも可愛い表情をしているものから龍のようにカッコいいものまで世界には他種多様なヘビたちがいます.

そんな中で「おすすめのヘビ」といえば多くのサイトで


・ボールパイソン

・コーンスネーク

・カリフォルニアキングスネーク


が挙げられています.


確かに上記に挙げた種は非常に飼育しやすいですし確かに初めて飼育する方にも十分おすすめできるかと思います.


ですが,実際に多くの爬虫類と関わっていると


「このヘビは初心者にも扱いやすいのでは?」

「このヘビは結構可愛いぞ」


と感じることもしばしばです.


ですので今回は「初めて飼育するヘビ」について私なりにおすすめのヘビを5種類に絞り,なぜおすすめなのかも説明しつつまとめていきます.




 【目次】

    ■おすすめのヘビ

     1.シシバナヘビ

     2.コロンビアレインボーボア   

     3.セントラルパイソン

     4.クリボー

     5.オリーブパイソン

    ■まとめ

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■おすすめのヘビ



主観的な意見ではありますが,おすすめしたいヘビを5種に絞りました.

初めて飼育をする人は名前を聞いたこともないヘビが多いのではないでしょうか?

それもそのはず,世界には約3000種ものヘビが存在します.

私も全てのヘビを網羅しているわけではないので自分自身の経験や実際に飼育している人の話などを含めて考察していきます.



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1.シシバナヘビ




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おすすめ度

大きさ ★★★★★
性格  ★★★☆☆
丈夫さ ★★★★☆
餌食い ★★★☆☆
価格  ★★★★☆

爬虫網有鱗目ヘビ亜目マイマイヘビ科シシバナヘビ属


・セイブシシバナヘビ

・トウブシシバナヘビ

・ナンブシシバナヘビ


最大種のセイブシシバナヘビでも全長は120cm前後で数字だけ見ると大きく感じるかもしれませんが実物は非常に小さく感じると思います.


吻端が上部に反りあがっており非常に可愛いと感じます


また,乾燥地帯に生息するヘビですので湿度管理がそこまで厳密的ではないのでそのあたりもおすすめしやすい理由の一つでもあります.


性格は個体差がありますが概ね温和なものが多く,また噛みついてきても口が小さいのでこちらのダメージも少なくて済みます(笑)


1点だけ注意したいところ後牙種で唾液中に相手を麻痺させる神経毒が含まれています.


弱毒性で生命に危険を及ぼすことはありませんが,長時間咬まれていると患部が腫れて痛むと思います.




*5/22追記

SNSにてシシバナヘビに長時間咬まれたことによる咬傷の報告がありました.弱毒性と言われていますが,アレルギーや体質によっては非常に重篤な症状に陥る可能性も排除できません.本種を飼育する際には十分注意するとともに,すべての初心者にはおすすめできない種であるかもしれません.今後の経過を見守りたいと思います.


またセイブシシバナヘビは食欲が旺盛なものが多くマウス・ウズラなど口に入る哺乳類・鳥類は概ねなんでも食べます.


大きくなりすぎず,扱いやすい性格など比較的初心者にもおすすめしやすいヘビだと思います.


また多くはありませんが,様々なモルフも作出されてきていますので,その辺り選ぶ楽しみもあります.



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2.コロンビアレインボーボア




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おすすめ度

大きさ ★★★☆☆
性格  ★★★★☆
丈夫さ ★★★☆☆
餌食い ★★★★☆
価格  ★★★★☆



次にコロ虹ことコロンビアレインボーボアです.


爬虫網有隣目ヘビ亜目ボア科カガヤキボア属


中南米~アメリカ南部に生息しているカガヤキボア属,ニジボアの亜種です.


他にも


・ブラジルレインボーボア

・アルゼンチンレインボーボア


などがいます.


このコロンビアレインボーボアが最もポピュラーかつ安価な種ですし,最も小さくもあります.


概ね120㎝~150㎝程度までしか成長しませんので,ボアの中でも比較的小柄で扱いやすいです.


また,本種も非常に大人しい個体が多くいわゆる「抱き蛇」としての素質も十分に兼ね備えています.


ですが,口がある生き物は何であれ噛むことはありますので,注意しましょう.


幼体時は少し鮮やかな模様がありますが,成長に従って模様は消えます.


ですが,ニジボアと呼ばれるだけあって光を当てると非常に美しい虹色となります.


大きすぎず小さすぎず,抱きヘビとしての有力候補の1種です.




ただ注意したいことは本種は南米の熱帯雨林に生息しているため,高温多湿環境が必要です.


特に日本の冬期は保温の必要がありますし,湿度管理が非常に重要になります.


 ■爬虫類の湿度管理

【爬虫類の冬対策】~湿度管理~
...


乾燥した環境で飼育を続けると,肺炎などの呼吸器疾患や感染症を惹起しやすいため注意してください.



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3.セントラルパイソン




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おすすめ度

大きさ ★★☆☆☆
性格  ★★★☆☆
丈夫さ ★★★★☆
餌食い ★★★★★
価格  ★★★☆☆


次にセントラルパイソンです.


爬虫網有隣目ヘビ亜目ニシキヘビ科モレリア属


よくカーペットパイソンとひとくくりにされますが,独立種とされています.

20120109133116

(ここでカーペットパイソンではなくセントラルパイソンをおすすめするあたりかなり穿った内容ではありますね…)


セントラルパイソンの飼育・飼育環境
...


本種はオーストラリアの内陸部の乾燥地帯に生息する比較的大型のモレリアで全長1.5~2.5m程度に成長します.


大きいものでは3m程度まで成長します.


本種は以前はオーストラリア原産の非常に高価なパイソンで,10年程前は10万円以上はしていました.


現在はCB化も進め安い時は3万円台でも購入ができるようになりました.


個人的には最も価格が下落した種の1つだと認識しています.
(レオパのモルフの暴落も凄まじいものがありますが…)


性格は比較的温和なものが多いのですが,やはり大型になるので注意は必要です.


本種がオススメしやすい理由は


・寒暖差に強い

・乾燥に強い

・餌食いが良い


基本的に爬虫類を飼育する際は日本固有種でない限りはほとんどの場合で冬期の保温が必須です.


ですが,乾燥地帯や砂漠地帯に生息している生体は昼夜の気温差が激しく,特に夜間は20℃を下回ることもしばしばです.


そういった種は強健種であることがほとんどで本種も例外ではありません.


それでも幼体時は25℃を下回らないよう努力は惜しまないようにしましょう.



また乾燥についてもそうで,冬期の湿度対策もそこまで念入りにしなくても良いといった利点があります.
(**最低でも50%は切らないように**)


また餌食いについても本種はCB個体が多いことと概ね食に対して貪欲であることが多いです.


寒暖差があまりない地域のヘビは冬期になると餌食いが落ちたり,アフリカ原産のニシキヘビなんかは休眠期に入ってしまうこともありますので,その点本種は餌食いが落ちることは少ない印象です.


やはり初めて飼育するヘビはよく食べてくれる方がいいですよね.




■カーペットパイソンについてはこちら

【カーペットパイソンの飼育・飼育環境】~魅惑のモレリアの世界~
...



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4.クリボー(インディゴ含む)

おすすめ度

大きさ ★★☆☆☆
性格  ★★★☆☆
丈夫さ ★★★★★
餌食い ★★★★★
価格  ★☆☆☆☆



この記事をご覧になられている方の多くがこれからヘビを飼育してみたいといった方かと思います.


その方々が「クリボー」と聞いても恐らくは「スーパーマ〇オ」を思い浮かべたのではないでしょうか.


クリボーというのはいわゆるDrymarchonでアメリカ大陸に生息するものをインディゴスネーク南米大陸に生息するものをクリボーとしています.


クリボーには


・イエローテールクリボー

・ブラックテールクリボー

・ユニカラークリボー


などの亜種が存在し,日本での流通が多いものはイエローテールクリボーです.

https://twitter.com/peponi_minato/status/1087680774269067264

なぜ本種をおすすめするかといいますと,強健種かつ餌食いが良いことです.


そして,ニシキヘビとは違い非常に視力が優れており飼い主を覚えることもあります.


ですので,ニシキヘビよりもどちらかというとトカゲの様な印象を受けることもあります.


また,行動が可愛らしい面もあります.

イエローテールクリボーは最大種でありながら性格が粗暴なものが多いといった印象ですが,少数ながらCB個体も出回り始めていますので,そういった個体はおとなしいものが多いです.

またブラックテールクリボーは爬虫類大国アメリカでは割とポピュラーなDrymarchonとして人気があります.


ブラックテールクリボーユニカラークリボーは比較的温和な性格のものが多く動きは素早いですが扱いやすいです.

IMG_20181022_220641

ただしWC個体**についてはどの種であっても粗暴なものが多くそちらには手を出さない方が無難だと思います.

*WC個体:ワイルド・野生採集個体


また本種はナミヘビ科のヘビの中では最大種の一つに数えられますので大きさ的には少し持て余すことがあるかもしれませんのでそこは注意しましょう.


寒暖差と乾燥にも比較的強いといわれていますが,幼蛇の時は少なくとも25℃は下回らない方が無難です.


むしろ夏場の高温に注意が必要で,ケージ内の最も涼しい場所が28℃を上回らないようにしましょう.


■爬虫類の暑さ対策についてはこちら

【爬虫類の暑さ対策】
...



比較的大きくなるナミヘビですが餌食いが良いことと乾燥や寒暖差にも強いところは初めて飼育するにも魅力的かなとも思います.


ただ問題点があるとすれば


・高価

・糞の回数(臭い)


とにかく高いです.それと糞の回数もニシキヘビより多いのでメンテナンスは少し大変かもしれませんが,その分給餌回数は増えますので関わる機会は多いのかなといった印象です.

ですがトータルで見ても


・餌食いが良い

・愛玩的な一面がある

・寒暖差に強い


と,比較的おすすめしやすいカテゴリーに入ると思っています.


■クリボーの飼育についてはこちら

【インディゴスネークの飼育・飼育環境】~トウブインディゴスネーク・テキサスインディゴスネーク・イエローテールクリボー・ブラックテールクリボー・ユニカラークリボーetc~
...




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5.オリーブパイソン



おすすめ度

大きさ ★☆☆☆☆
性格  ★★★★☆
丈夫さ ★★★★☆
餌食い ★★★★★
価格  ★★☆☆☆


最後にオリーブパイソンです.


「51Base」をいつも見てくださっている方,Twitterで私をフォローしてくださっている方の多くは


「やっぱり…」


と思われたかもしれませんね(笑)


■以前にこういった記事も書いています

【オリーブパイソンこそ初心者向けのヘビである】~オリーブパイソン普及委員会~
...


主には上記の記事に記載した通りで


・温和な性格

・とんでもない爆食

 ・温・湿度管理

・程より太さ


などがおすすめしやすい理由だと考えています.


大きさ的には大型のニシキヘビですのでいきなり最大サイズから飼育する事はおすすめしませんベビーからの飼育であれば成体になるにつれて飼育者自身も爬虫類飼育者として成長していきまで,扱いに苦慮することはないと思います.



ただし本種は亜種にピルバラオリーブパイソンと呼ばれるものがいます.

この亜種については1950年代より厳重に保護されており,現在アメリカやドイツで殖やされているCB個体は主に基亜種のオリーブパイソンです.

このピルバラオリーブパイソンは最大で6mほどにもなり,基亜種よりも巨大化します.

個人的見解ですが,このサイズまで成長する亜種が日本でも飼育され始めれば恐らく特定指定となることが考えられますし,亜種のみではなく恐らく「オリーブパイソン」という一括りにされると思われますので,個人的に本国では基亜種のオリーブパイソンを中心に考えていた方が良いのではと思っています.



飼育環境においても最終的にはある程度大型のケージが必要になりますが,温度・湿度管理は最低気温を23℃でキープできれば問題ありません.
(日中のホットスポットは30℃以上は必要)




上記のケージでも最終的には手狭にはまりますので,自作ケージかオーダーケージは必要です.


 ■爬虫類の自作ケージについて

【爬虫類飼育における,自作ケージのメリット・デメリット】
...


そして何より餌食いが抜群に良いので拒食に悩むこともほぼないと思っていいと思います.

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■まとめ



いかがでしたでしょうか.




【初心者の飼育におすすめのヘビ】




もちろんコーンスネークやカリキンのように小さな種の方が扱いやすいことは事実です.


それは爬虫類飼育者であれば誰しもが思うところでありますし私も否定するつもりは全くありません.


ですが,様々な種を飼育,もしくは関わっていると「この種も非常に飼育しやすいな」と思うところは多々あります.


もちろん,飼育が簡単だからと言って生き物を粗雑に扱っていいいというわけではありません.


生き物を飼育することはその命を預かることだと思っていますので安易に飼育すべきではないとも考えています.


飼育する際はその生体にとって最高の環境を提供するとともに,良い飼育者だと生体に思ってもらえるようにしましょう.
(実際にはそんな事思ってはもらえないでしょうが…)


*あくまで個人的主観にて考えたおすすめのヘビについてまとめました.これから飼育するうえでの参考にしていただけたら幸いであるとともに,飼育する際はその生体についてしっかりと事前学習をし,飼育環境や終生飼育が可能かどうかをよく考えてから飼育に踏み切ってください.

**生き物を飼育することの是非はここでは問いません.また,本記事は飼育を促進するためものではありません.
生き物を飼育することは命を預かることです.その生体を最後まで責任を持って飼育することが飼育者の義務です.飼えなくなったという理由で逃がしたりすることは絶対にやめましょう

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