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【クロコダイルスキンクの飼育・飼育環境】

トカゲ 飼育・飼育環境



 

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【クロコダイルスキンクの飼育・飼育環境】





皆さんはクロコダイルと聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか?

多くの方は「ワニ」を想像されると思いますが,本種はそんな狂暴なワニとは打って変わって非常に愛らしいスキンクの仲間です.

最近では国内CB化の報告も散見され,今後はその可愛らしい容姿も相まって人気が高まりそうな種だとも感じています.

ですが本種は半水生の特性からも,飼育環境の構築には少し「コツ」がいるかと個人的には考えています.

今回はそんな可愛らしいクロコダイルスキンクの飼育やその魅力についてまとめていきます.






 【内容】

  1.クロコダイルスキンクとは

   ■分類

   ■生息域 

   ■大きさ・価格

  2.飼育環境

   ■飼育ケージ

   ■温度・湿度

   ■水容器

   ■シェルター

  3.エサ

   ■幼体時

   ■成体時

  4.慣れる?ハンドリング

  5.まとめ

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1.クロコダイルスキンクとは?

 ■分類



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511 Likes, 1 Comments - Indonesia Exotic Reptile (@reptileindo) on Instagram: “have you ever seen this? by @nandapf24 ※ Tag 5 friends and follow, get a giveaway...

爬虫網有鱗目スキンク科Tropidophorus属

Tropidophorus属には29種が確認されており,今回は最も多く流通するスラウェシクロコダイルスキンク,ベーコンミズトカゲについて主に記載していきます.


学名:Tropidophorus baconi

英名:Sulawesi spiny Water Skink

和名:ベーコンミズトカゲ



背部は濃い茶褐色で,ゴツゴツとした体表をしており,特に後背部から尾部にかけての鱗が発達しておりそれはまさにワニの様相です.




 ■生息域



インドネシア・ボルネオ島・スラウェシ島・フィリピンに広く生息.

スラウェシクロコダイル(ベーコンミズトカゲ)はその名の通りスラウェシ島に生息しています.

その名の通り半水生の傾向が強く,河川や湖の近くに生息し,種によっては高地の山岳に生息しているものもいるといわれています.

河川周辺に生息していることもあり,比較的低温域を好む傾向があり,アカメカブトトカゲと似たような傾向と考えてもらっても良いです.



 ■アカメカブトトカゲの飼育について

【アカメカブトトカゲの飼育・飼育環境】
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 ■大きさ・価格



平均全長:18-22cm

最大全長:25~28cm



小型のスキンクで大人でも手のひらサイズくらいの感覚で良いかと思います.

基本的に臆病で,積極的に噛みついてくるような種ではありませんが,無理なハンドリングや恐怖感を与えると激しく噛みついてくることもあります.

個人的には余程CB化が進んでいる種を除けば小型の爬虫類はほとんどの種が臆病でハンドリングには不向きなものが多いです.


【生体】 【価格】
WC or FH ¥8000~¥15000
国内CB 不明


概ね1万円前後で取引されることが多く,流通のほとんどはFHやWC,もしくは海外CB生体です.

国内CBの生体についてはまだほとんど市場に出ていないと思われますし,まだ今後の動向がわかりませんので現時点では不明とさせてください.

やはり国内で繁殖された種は,人馴れや人工飼料など飼育に適応しやすい側面もありますのでおススメしやすいと思います.




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2.飼育環境

 ■飼育ケージ



本種は半水生のスキンクで大きさは小型の部類に含まれます.

爬虫類は単独飼育が基本にはなりますが,本種は割と多頭飼育をされている方が多いような印象です.

単独飼育の場合は45cmケージでも終生飼育は可能ですが,やはり温度勾配の面からも60cmケージは少なくとも欲しいところ.

多頭飼育では60~90cmケージは用意するようにし,必ず温度勾配とシェルターを2つ以上用意するようにしてください.

本種の飼育では半分,もしくは1/3は浅く水を張ることになると思いますが,ケージ全体がべちゃべちゃな環境は好まれませんので,撥水性の高い床材を用意してください.

バスキングスポットなど必ず乾いた環境を一部に用意します.

アカメカブトトカゲなどによく使用されるソイルが撥水性と保湿性にも優れておりおすすめです.


また,ケージはある程度の高さを持たせてあげても構いませんし,あまり細い枝などを登るような樹上棲の傾向は少ないのですが,岩や太い木の幹などにはよく登ったりしますので,ある程度のレイアウトをするためにも45cm程度の高さはあっても良いと思います.



ただしベビーから飼育を開始,また爬虫類の飼育を始めたばかりの方などは45cm水槽などの小さな水槽から開始し,飼育環境を作ることに重きを置いてください.(←特に冬場)




 ■温度・湿度



【スポット】 【温度・湿度】
バスキングスポット 30-32℃
ケージ内温度 25℃前後
夜間温度 23℃前後
湿度 70%以上

本種の生息するスラウェシ島周囲は熱帯性気候で基本的には高温多湿の環境ですが,本種が生息する河川周辺や湖,また山岳などの高地の水辺は比較的温度が低い傾向にあることから,本種は暑さが苦手です.

この暑さが苦手な爬虫類の飼育は個人的には非常に難渋することが多いです.

特に日本の夏場はエアコンなしでは簡単に室内の温度は30℃を超えますし,下手をすると40℃近くまで上昇することも…

本種は昼行性のトカゲですのでバスキングスポットや紫外線灯(←必須ではないが)など熱を発するものを使用せざるを得ません.

この記事を書いている現在は冬ですが,夏場にはしっかりと暑さ対策をするようにしてください.



 ■爬虫類暑さ対策

【爬虫類の暑さ対策】
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湿度に関しても半水生のスキンクであるため,ケージ内に半分くらいは水を張るかと思いますのである程度は湿度を保つことは可能ですが,70%以上を目安に乾燥には十分注意しましょう.

特に冬期はエアコンや保温器具の影響で湿度は簡単に50%台まで低下しますので注意してください.



 ■湿度管理について

【爬虫類の冬対策】~湿度管理~
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 ■水容器



ケージ全体に水を張って陸地を作るか,ケージ内に大きめの水容器を用意するかでその様相は変わってきますが,個人的に管理面から大きめの水容器を使用しかしたことがないので今回は水容器の使用についてご紹介します.

本種は昼行性のスキンクで日中もその多くの時間を水中で過ごすことが多く,というより半身浴に近いような印象…

ですのである程度の広さと深さはあった方が運動にもなるので良いかと考えています.

ですが,足場がないと不安定でストレスがたまる可能性もありますので,大きな水容器内に流木や岩などを置き足場を確保してあげましょう.
(画像はモニター用ですが)


市販の水容器を使用しても良いのですが,大きさ的に不安がありますので,アクリルボックスの底が浅いものにしっかりと水を張って…といった方法も良いかと思います.

 

ただし,アクリルは爪などで白く傷がつくことがありますので,長期的な使用は結構白っぽくなります.






 ■シェルター



生体が安心・安全と思える,「暗くて狭い空間」は必須です.

個人的には樹上棲のヘビなど以外には全ての種にシェルターは設けるようにはしています.

本種についても同様で,野生下では河川周辺の岩場の隙間や木の幹・根の隙間などで潜んでいるところをよく見られるようです.

シェルターはテラリウムを作製する上では専用のシェルターを用いても良いですし,陶器タイプの物であれば適度に湿度も保てますのでおすすめです.


ただし,陶器タイプのものはカビが発生しやすいので注意が必要です.

また,本種は多頭飼育をされている方も散見されますので,そういった場合には必ずシェルターは2つ以上用意するようにします.


2匹が同じシェルターで丸まっているところは非常に愛らしく感じるでしょうが,基本的に本種は群れませんので1匹1つのシェルターは準備し,ストレスの軽減となるように配慮しましょう.




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3.エサ

 ■幼体時



サイズに応じたコオロギ・デュビア・レッドローチなどを与え,時折ミールワームなどのワーム類も与え,可能な限りバリエーションを持たせてあげましょう.

最近では総合ペットショップにおいてもデュビアが販売されているところもありますので,非常にエサの確保もしやすくなったとは感じています.

本種は臆病な性格で多くの場合でピンセットからの給餌をいきなり成功できる例は少ないようにも思います.

もちろん個体差はありますが,CB個体で餌付け済みの生体であっても環境の変化にストレスを感じ,飼育開始当初はなかなか食べてくれないものも少なくありません.

そういった場合は置き餌をするのですが,ケージ内に放っても食べたかどうかがわかりにくいので,餌が出ないような容器に入れておいてやると良いかと思います.


動画な中で容器についても触れています.

↓↓↓

ツリーモニターの給餌とその対策について

コオロギであれば飛んで逃げるので,残酷かと思いますが,両後足を潰すか取り除いてやると良いかと思います.

デュビアもツルツルとしたガラス容器などであれば出られないので100均などで購入しても良いかと思います.





 ■成体時



本種はWCでの入荷もあり,その多くはヤング~アダルト個体です.

野生下では水辺の昆虫類からミミズ,小さな小魚やエビなどを捕食していると言われていますが,飼育下ではやはりコオロギやデュビア,レッドローチなど入手しやすいもので良いです.

過去に冷凍エビを与えたことがありますが,あまり食べてくれた記憶が…

また,WC個体の場合は幼体時よりさらに臆病なものが多く,飼育者が近くにいれば全くシェルターから出てこないものもいますし,出ておりバスキング中でも人間の姿を見れば一目散に逃げだすものも…

可能であればピンセット給餌までもっていきたいところですが,まずは焦らず半年くらいかけて慣らす気持ちでよいかと思います.

慣れていない臆病な生体は飼育者に慣れるまでかなり時間がかかりますので,根気が必要です.





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4.慣れる?ハンドリング



手のひらで給餌が出来たり触って楽しむほどに慣れるものは少ないです.

本来爬虫類は触って楽しむペットではありませんし,本種は特にその傾向が強いと思います.

また特にWC個体は神経質なものが多く,最初は非常にバタバタと暴れ,結構すばしっこいので取り扱いには難渋します.

先述しましたが,慣れるまでには根気が必要で時間を掛けてゆっくり慣らしていくしかないかと思います.

スキンクではありませんが,モニターを慣らす方法などをまとめています.



 ■モニターが慣れるまで

【モニター・オオトカゲが荒い,慣れない?】慣らすためのポイントをまとめました.
...




また,ハンドリング方法の動画でも慣れた様子が伺えるかと思います.

1mのオオトカゲをハンドリング.サルファモニターはやっぱり美しかった…





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5.まとめ



いかがでしたでしょうか.



【クロコダイルスキンクの飼育・飼育環境】



半水生の珍しいトカゲですが,現状はWC個体での入荷が多く,CB個体はごく一部に限られます.

どうしても安価な生体はCB化がされにくいようにも思えますが,今後はもっとCB個体が出回るのではないかとも考えています.

いずれにしてもある程度環境に慣れてしまえば比較的丈夫な種ですので,飼育はおすすめしやすいのかもしれません.




**生き物を飼育することの是非はここでは問いません.また,本記事は飼育を促進するためものではありません.
生き物を飼育することは命を預かることです.その生体を最後まで責任を持って飼育することが飼育者の義務です.飼えなくなったという理由で逃がしたりすることは絶対にやめましょう


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