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長州クリプター@Twitter)です. 












【モニター・オオトカゲにおすすめの床材】













爬虫類の飼育をされている方,もしくは検討されている方で最も多くの注目を浴びそして飼育を夢見ている人が多い人気種







「モニター・オオトカゲ」







現在日本に生息しているトカゲにオオトカゲ科は存在しませんし,全長も30cm程度まで成長すれば大きな個体ともいえるでしょう.




そんな中,モニターと呼ばれるオオトカゲは小さいものでも60cm程度,大きいものでは2m以上と非常に大型で見るものを魅了してしまいます.




ですが,実際に飼育してわかることはとにかく






「糞が臭い」

「日々のケージのメンテナンス」






その中で多くの方が気になっていることは







「床材はどうしているの?」








今回はモニターの床材について実際の使用経験やメリットデメリットなども合わせて考察していきたいと思います.




   【目次】


   1.床材の種類

     ■ウッドチップ
     ■ヤシガラ土
     ■ペットシーツ
     ■人工芝
     ■タイル
     ■クッションフロア


   2.モニターごとに使い分けるか?

     ■ミズオオトカゲ系
     ■サバンナモニター系
     ■ドワーフモニター系
     ■ツリーモニター系


   3.まとめ









1.床材の種類






では床材の種類についてですが,概ね爬虫類用で販売されているものではパークチップ,ヤシガラ土が最もポピュラーで,ペットシーツなどはヘビの飼育ではよく使用されます.




その他の方法で人工芝やタイルなどを用いる飼育者もいらっしゃいます.





 ■ウッドチップ




まずウッドチップからです.




恐らく最も多くのモニター飼育者が使用している床材ではないでしょうか?




湿度が必要なネシアン系のモニターには非常に重宝します.また,糞の臭いも吸着してくれますので一石二鳥.













消耗品なので,可能な限り安くて量が多いものがいいとのことで,園芸用品のパークチップなどを代用する方も多くいます.












初めてモニターを飼育する方はまずはウッドチップ系の床材から始めることをおすすめします.



そこから生体の個性などに応じて変更していけば良いかと思います.







 ■ヤシガラ土




ヤシガラも非常に優秀な床材の1つで,先述のウッドチップよりもさらに吸水性がよく湿度をよく保ってくれることと,尿なども吸収してくれますので臭いも少なく済みます.




ただ注意したい事は比較的蒸れますし,霧吹きなど怠るととても砂っぽくなります.




蒸らしすぎると逆に臭いの原因にもなりますし,乾燥すると砂っぽくなりケージ外の掃除も必要になります.




このあたりの調整が少し難しいといった印象です.





ですが,多くのモニターは地面を掘り身を隠すこともあるので,より自然に近い状態で飼育することができるというのは非常に大きなメリットなのかもしれません.











*ジクラ(Zicra)のヤシガラマットはアンモニアの脱臭に優れておりおススメです.








ただし,モニター飼育でケージのレイアウトは頑丈にしないと簡単に破壊されますのでその辺りは注意が必要です.






 ■ペットシーツ




ヘビの飼育には非常にポピュラーな床材ですが,ことモニターに関しても使用している飼育者はもちろんいらっしゃいます.




ペットシーツの特徴としてはその吸水性防臭効果です.




ヘビの飼育の際に意外にびっくりすることは尿の量だったりもしますので,そのあたりペットシーツは非常に優秀な床材だと思います.




ではモニターについてはどうでしょうか?




個人的には幼体時などはペットシーツも十分活躍が期待できますが,多くのモニターでペットシーツはその役目をほとんど果たすことができないかもしれません.




幼体時など力が弱い時にはテープなどでシーツを固定してしまえば何とか対応できます.




ですが60cmを超えてくるとおそらく爪の鋭さも相まって簡単に剥がされてしまうと思います.




個人的にはモニター飼育の際にペットシーツを利用する場合は人工芝やタイルの下に敷くといったイメージで良いかと思います.








*ペットシーツはネットでまとめ買いが比較的安価に購入できます











 ■人工芝




次に人工芝です.




人工芝はホームセンターやダイソーなどの100均,インターネットショップなど幅広く販売がされています.




特徴は非常に加工もしやすく安価であること.




私もよく利用していました.




特に部分的に交換することも出来ますので糞をした部位だけ取り外して洗浄すればいいですし,汚くなれば安いので買い替えてしまえば良いだけなので管理も非常に楽だと思います.




私もカミンギーのケージやサルファモニターのケージ(以前)では人工芝は使用しています.



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問題点は糞をした箇所の掃除が非常に面倒




人工芝は非常に凸凹した形状で,モニターの糞は水気が多いため隙間にこびり付き易いです.




そのため掃除には難渋することもあるかもしれません.
(数回に1度買い替えてしまえばよい?)




また脱皮の抜け殻の芝の間に入り込んで固まってしまったりとこまめに掃除もしくは買い替えなければ非常に不潔な印象を受けてしまうかもしれません.




ですが,買い替えをしやすい点が以上のデメリットを相殺してくれるのでおススメの床材の一つではあります.













 ■タイル




次にベランダなどに使用するタイルです.


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石やウッドなど様々な商品が販売されていますが,個人的におすすめなのは石製のタイルが良いかと思います.




タイルについた部分の掃除は拭けば簡単にキレイになりますし,定期的に磨けばより一層キレイになります.




爪も自然と研いでくれるので伸び過ぎる心配もありません.




ですが問題点としては隙間に入り込んだ糞の掃除が人工芝より大変です.




1つ1つは軽いのですがまとめて掃除となると結構な重さになりますし,割と重労働です.




またケージのサイズによってもピッタリ入らず使用できないことも.




基本は30×30なんですが,なかには下記のように細かく石があるタイルもありますのでこちらをサイズに合わせて切り取り,微調整を行ってもいいでしょう.













<使用例>


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*向かって奥に細目のタイルを敷いて微調整しています.







*使用しているケージはこちら↓↓↓










*基本はこちらの30✕30を使用↓↓↓












 ■クッションフロア




個人的に最近いいなと感じた床材はこちらのクッションフロアです.









価格もケージで使用する分には十分安価で耐久性もあります.




撥水性もよくこまめに拭き掃除をするだけでかなり清潔に保てると思います.




加工もハサミでできますので,ケージに合わせてカットすれば非常にキレイに張ることができます.







注意点はケージ戸の隙間は必ずできてしまうのでそこから水分などが入り込んで腐食してしまうことも考えられるのでできれば隙間はコーキングなど行えばより安心かと思われます.











カラーやデザインなど選ぶことも出来ますのでぜひケージもオシャレに彩ることも出来ます.
(あまり派手なカラーは生体のストレスになるかもしれないので注意)












モニターの中には排泄のほとんどを水容器内でする個体もいますので,そういった生体にはぜひ導入したい床材だと思います.




そうでない場合も拭くだけでいいのため,メンテナンスは比較的しやすいかと思います.




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2.モニターごとに使い分けるか?





上記でご紹介した床材をモニターの特徴ごとに使い分けできるかを検討してみたいと思います.

*個体差があると思いますので一概には言えない面もあります






 ■ミズオオトカゲ系




様々な亜種がいますが,名前の通り非常に水生の強い種です.




飼育者によっては水容器ではなくケージそのものに水を張る方やオーバーフローを取り入れる飼育者もいらっしゃいます.




ですので多くの個体が水の中で排泄を行います.




ここは個体差があり,特にベビーの時は割とどこでも糞をする傾向がみられますが,大きくなるに従いほとんどの排泄を水中で行う様になる気がします.






おすすめの床材




■ウッドチップ   ★★★☆☆

■ヤシガラ土    ★★☆☆☆

■ペットシーツ   ★☆☆☆☆

■人工芝      ★★★☆☆

■タイル      ★★★★☆

■クッションフロア ★★★★★







*ミズオオトカゲについてはこちらをチェック↓↓↓










 ■サバンナモニター系




アフリカンモニターのサバンナモニターは個体によっては水容器内で排泄をする傾向がありますが,ミズオオトカゲほど多くはない印象です.




サバンナで臭いの強い糞を自分のテリトリー内でしてしまうと捕食者に自分の居場所がわかってしまうため,水中でする傾向があるとも聞いたことがあります.

(水辺の方が危険な気もしますが)





また本種は乾季は地面に穴を掘りそこで休眠するので,ケージ内でもよく穴を掘ろうとする姿を見かけると思います.




自然により近い姿を見たいのであればヤシガラ土でもいいでしょうが,泄の場が水中である場合はミズオオトカゲに準じてもいいと思います.







おすすめの床材




■ウッドチップ   ★★★☆☆

■ヤシガラ土    ★★★★☆

■ペットシーツ   ★☆☆☆☆

■人工芝      ★★★☆☆

■タイル      ★★★★☆

■クッションフロア ★★★☆☆








*サバンナモニターについてはこちらをチェック↓↓↓









 ■ドワーフモニター系




ドワーフモニターについては多くの種で水容器内にはあまり入らない印象があります.




湿度を必要としている種が多いのですが,寝る時などもどちらかというと通気性のいい場所で寝ていることもしばしば.




もちろんシェルター内で寝ていることもあります.




ですので水容器内で排泄をする回数は限りなく少ないと思って良いと思います.




また本種については最大でも60㎝程度ですので,糞の大きさもそこまででもありません.




そのため,本種についてはウッドチップやデザートソイルといった砂系が最も適した床材ではないかと思います.




もちろんヤシガラ土も良いです.




ただし本種はそのほとんどのエサを無脊椎動物にて賄うため,排泄の回数は多いと思った方がいいです.







おすすめの床材




■ウッドチップ   ★★★★★

■ヤシガラ土    ★★★★☆

■ペットシーツ   ★★★☆☆

■人工芝      ★☆☆☆☆

■タイル      ★★★☆☆

■クッションフロア ★★☆☆☆










*ドワーフモニター飼育についてはこちらをチェック↓↓↓







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 ■ツリーモニター系





では最後にツリーモニター系についてです.




こと本種については以前にも書いた「糞・臭いとの闘い」でも記載しましたが,ほとんどの種でなかなか対策は難しいです.





*爬虫類の臭い対策についてはこちらをチェック↓↓↓








ですが幸いなことに本種も全長こそはドワーフモニター以上ですが,体型が非常にスリムであることと,尻尾がその全長の多くを占めるため糞事態はそこまで大きくありません.
(肉食性トカゲの独特な臭いはありますが...)




ですのでこと本種に関しても,ドワーフモニター同様にウッドチップもしくはヤシガラ土が適していると思います.




ツリーモニターは全種において湿度の維持が非常に重要です.




そのため,湿度をキープしやすいヤシガラ土やウッドチップは最も適した床材だと思います.







おすすめの床材




■ウッドチップ   ★★★★☆

■ヤシガラ土    ★★★★★

■ペットシーツ   ★★★☆☆

■人工芝      ★★☆☆☆

■タイル      ★★★☆☆

■クッションフロア ★★★☆☆








*ツリーモニターの飼育についてはこちらをチェック↓↓↓









3.まとめ




いかがでしたでしょうか.




モニターの床材についてはその生体の生態を理解したうえでさらに個体差がありますので,様々な引き出しがあっても,決して無駄は事はないと思います.




モニターだけでなく生き物を飼育することは糞の処理をすることでもありますので,ぜひともご自身のモニターにあった床材を選んで快適な爬虫類ライフを送られてください.







**生き物を飼育することの是非はここでは問いません.また,本記事は飼育を促進するためものではありません.
生き物を飼育することは命を預かることです.その生体を最後まで責任を持って飼育することが飼育者の義務です.飼えなくなったという理由で逃がしたりすることは絶対にやめましょう