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長州クリプターです.


大型種を飼育するうえで必ず越えなければならない壁である飼育ケージ.


皆さんどうされていますか?


専門ショップやイベント等の展示即売会などで販売されているもののほとんどは幼体~ヤング個体で成体になった時にどこまで大きくなるのか.


どの程度のケージが必要になるのかなかなかイメージがわきませんよね...


今回は爬虫類飼育の中でも比較的大型になる種類のモニターとモレリアの飼育ケージについて考えていきましょう.




飼育ケージ 既製品VS自作ケージ


  1.モニターの飼育ケージについて
                  ■各種類について
     ■床面積の重要性

  2.モレリアの飼育ケージについて
     ■ケージサイズ
     ■飼育ケージの注意点
 
  3.自作木製ケージ
     ■メリット
     ■デメリット

  4.まとめ







1.モニターの飼育ケージについて



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■各種類について



モニターといっても...

水辺に生息するミズオオトカゲ

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樹上棲のツリーモニター

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地上棲のモニター

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出典:Biolib.cz


小型のドワーフモニター

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など種類は多岐にわたります.

今回はその中でも比較的大型なケージが必要なミズオオトカゲと地上棲のモニターについて考えていきます.




■床面積の重要性


野生のモニターは1日の生態はどうなっているのでしょうか?



起床→バスキング→エサ探し→バスキング→エサ探し→就寝



簡潔にはこんな感じではないでしょうか?つまり1日活動時間の多くをエサ探しに使っていると思われます.



1日中歩き回ってようやく小さな昆虫もしくは魚の死骸...げっ歯類など滅多と食べることはできないご馳走ですよね.




つまり活動範囲を,ケージでいうと歩き回れるサイズは最低限必要となります.理想は1部屋明け渡すことかもしれませんが,現実的には困難です.



ですので,生体の全長プラス1.5倍くらいのケージがあればある程度の運動量は確保できると思います




飼育環境下では運動不足を補うことはほぼ困難かと思われますのでエサを絞り肥満にさせないことを第一に考えましょう.また飼育下でテレビで見るような2メートル級まで成長することは非常に稀です.



既製品ではトップテラのこのサイズが最大です






サブアダルト程度まででしたらこのケージでも十分可能ですしイエローヘッドモニターなどの半樹上棲のモニターでは終生飼育をすることが可能と思います.






ただ幼体の時からあまりに広すぎるケージでは逃げ回れるためなかなか慣れにくいといったこともありますので段階的に大きくしていくことも考慮し最初は60㎝ほどのケージからスタートしてもいいかと思います.












2.モレリアのケージについて


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モレリアのようなデザイナーズパイソン達はコレクション性が高くシンプルなケージにシンプルな内装で並べて飼育することが多いですね





■飼育ケージのサイズ



とくにグリーンパイソンなどはオールガラスケージを並べで飼育するとインテリアとしても非常に際立つかと思います.


モレリアはボールパイソンなどと比較すると上下運動などよくしますし活動性が高い傾向にあります.


よく言われるのがとぐろを巻いた個体が4匹入る程度の大きさと言われていますので,それを参考に大きさを検討されるといいと思います.



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■モレリアの飼育ケージの注意点


注意したいことはグリーンパイソンのように完全樹上棲のパイソン以外は可能な限り登り木は入れない方がいいと思います.


なぜか野生に帰ります.気性が荒くなるというか飛んできます...


また爬虫類飼育に大切な保温についてですが,床面積の1/3~半分程度をホットスポットとしておき,必ず涼める場所を確保するようにしてください



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上記写真では現在セントラルパイソンのいるあたりがホットスポットで手前が涼しい水場となっています.



スネークラック 3段式 爬虫類ケージ 飼育ケージ
ノーブランド









モレリアのケージは上記の様な衣装ケースを改良したものや






こちらの様なアクリル製のものまで多岐にわたります.
(アクリル製はトカゲ飼育には注意が必要.爪でアクリルに傷がつき透明度が下がります



個人的に最も入手しやすく管理・インテリア性の高いグラステラリウムのケージをおすすめします.




前面の扉が観音開きとなっておりハンドリングする際にヘビに余計な刺激を与えずに済みますし何より管理が楽です.





3.自作木製ケージ




 恐らくモニターや大型のモレリアを飼育している人が必ず一度は考える



「自作ケージ」



既製品と違い生体と部屋の大きさとに合わせることが出来るのでぜひともチャレンジしていただきたいです



モニターの自作木製ケージ
(150✕60✕60)

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自作スネークタワー
(一番下は既製品)


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■自作木製ケージのメリット
 

 ・思い通りのサイズにできる

 ・匂いが吸収される

 ・内装の自由度が高い

 ・冬は保温性が高い


まずなんといっても自由度の高さです.大きさ,高さ,奥行,内装ある程度のものは自由に設計ができます.そして木製なので糞や尿の臭いを緩和してくれます.もちろんペットシーツの効果もありますが



■自作ケージのデメリット


 ・作製に時間がかかる

 ・防水処理が大変

 ・歪み

 ・夏場の換気



とにかくデメリットは設計して材料を買って作製する手間ですね


全面ガラスだけはガラス屋にインターネットでもオーダーできるのでしますが,木材は近くのホームセンターで設計図を持って店員さんとあーだこーだ言いながらそろえる必要もあります.



また以外に注意したいのが夏の換気です.熱気が籠りますので簡単に



熱中症で死んでしまうこともあるので注意してください.


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我が家ではこのスペースにサーキュレーターをおいて夏場の換気を行っています.
(1時間ごとにタイマーセット)





24時間プログラムタイマーII PT25
リーベックス









また温度管理も非常に重要となりますのでサーモスタットは必ず準備しましょう.


















【まとめ】




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いかがでしたでしょうか?


やはり生き物を飼う以上,


「最高の環境を用意する」


これに尽きるのではないでしょうか?これから始めてみる方も,飼育されている方もぜひ参考にしてみてください.


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*生き物を飼育することは命を預かることです.その生体を最後まで責任を持って飼育することが飼育者の義務です.飼えなくなったという理由で逃がしたりすることは絶対にやめましょう