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長州クリプターです.


今回は今から爬虫類飼育を始めてみようと検討されている方

もしくは興味がある方向けに10年以上爬虫類飼育を行ってきた私から

爬虫類を飼うことの素晴らしさと

大変なところ,ポイントなど記事にしていこうと思います.

(*あくまで飼育する際の満足度であって飼いやすさではありません)





おすすめ爬虫類4選

①ボールパイソン

ボールパイソンは今では一般的なペットショップにもノーマルタイプから

ベターなモルフまで店頭に並ぶようになり割とメジャーな地位を獲得しつつある爬虫類の仲間です.


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(我が家のボールパイソン*レッサー♀)

ですがその手軽に購入できることと飼育が簡単であるということは別の話です.







■日本のヘビはほとんどナミヘビ科



現在日本に生息するヘビは主に8種類で,普段目にする機会の多い

シマヘビ・アオダイショウ・なんかはナミヘビの仲間になります.

いわゆる細長い感じ. ですが,ボールパイソンはニシキヘビの仲間になります.

 

パイソン=ニシキヘビ


ですので力が結構すごいです.もともと,ヘビは全身が筋肉の塊ですので力は強いのですが

ニシキヘビ科のヘビたちは最強クラスです.



ですので,飼育ケージは絶対に逃げられないものにしてください.

ヘビは頭が少し入る大きさの穴であれば簡単に潜り抜けていきます.



(*脱走したヘビは部屋が密室でない限りほぼ100%見つけられません)




爬虫類飼育が初めての方は脱走に注意する為にも専用の爬虫類ケージを使用することをおすすめします



ボールパイソンをおすすめする理由

・メリット

■おとなしい
■品種が豊富でコレクション性が高い
■大きくならない
■飼育スペースを取らない
■エサが楽
■設備投資が少ない

・デメリット

■休眠期の拒食
■神経質な性格
■エサの管理

とにかくボールパイソンはおとなしく,よほどのことがない限り噛みついてくることはありません 


ですが厳密にはおとなしいというより臆病なのです.


ですのでハンドリング(ヘビを持つこと)は最小限にとどめましょう


また飼育スペースをとらないことも大きなメリットだと思います




こんな感じで衣装ケース風のケージもありますし



衣装ケースを改良して飼育している方も多いです.



■ヘビの飼育はエサの管理が最も大切


私が考える最も大きなデメリットはエサです.

マウスです.

こちらが冷凍マウス
ヘビを飼育するうえで最も高いハードルはこのエサの管理です

専用の冷凍庫を準備できればいいのですが飼育をいざ始めようとしても生体や飼育ケージなど購入し

更には専用の冷凍庫まで.
なかなかお財布的にも厳しい.

かといって家庭の冷凍庫に他の食品と一緒に入れる?

恐らく家族からの猛攻撃が…



ですのでおすすめは送料などかかりますが,最近では少数の販売もありますので



必要な際に必要な分だけインターネットで購入したり

単品でペットショップで購入する方がいいと思います.




つまり家でエサを管理しない.そうすれば割とこのデメリットは回避できるのでは

ないかと思います.


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またエサの頻度も幼体時は
週1-2回程度ですが

ある程度育ってくると2週間に1回もしくは月1回程度で十分ですので

その際はエサは自宅で管理せずに必要な時だけ購入するといった形で大丈夫かと思います.




■拒食する

またボールパイソンはもともとアフリカに生息していますので

乾季に彼らは休眠期といっていわゆる冬眠に近い状態になります.


この時はほんとにエサを食べません.



水だけしか飲まないので飼育を始めたばかりの時はかなり心配にもなりますが

ヘビは半年くらいエサを食べなくても水だけで生きていけますので

食べたくなったらもそもそ動き出すので気長に食べる気が起きる時期を待ちましょう.

(*水だけは必ず清潔なものを)







②モニター(オオトカゲ)


ここでモニターをおすすめするあたり穿った内容になるかもしれませんが

あくまで飼育する際の満足度であって
飼いやすさではありません




モニターについても時折一般的なペットショップでも目にする機会が増えてきました.

総合ペットショップに並ぶモニターは



・ミズオオトカゲ(サルバトールモニター)
                             *写真はカミンギー
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・イエローヘッドモニター(*ベビー)
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・サバンナモニター(*ヤング)
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以上の3種類が総合ペットショップでも見かけることがありますね.
(*カミンギーはないかも)




ここで私が最も憧れのモニターを見てみましょう

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レースモニターです


オーストラリアに生息する全長最大180センチメートルのオオトカゲ

総じてオーストラリア産のモニターは法律の面からもかなり高価です(車が買えます)
(オーストラリアは法律で生き物の輸出が禁止)

ですので、一部の繁殖個体が出回る程度(主にドイツ・アメリカ)

少し話が逸れましたが




モニターをおすすめする理由

・メリット

■とにかくかっこいい(これが全てな気もする)
■恐竜を飼っているかのうような錯覚をおこす?
■大きくなるにつれエサの管理が楽(賛否両論)


・デメリット

■危険(大型個体に噛まれると即病院送り)
■とにかく糞が臭い
■幼体時のエサの確保が大変
■力が強いためケージも専用のものが必要
■大型個体になると既製品のケージでの飼育が困難
■電気代が高い

デメリットの方が圧倒的に多い気がしますね(笑)

ですが,それを補うほどのカッコよさがあり,そして愛らしさもあります.

それが全て





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③トゲオイグアナ




トゲオイグアナとはトゲオイグアナ属Ctenosaura)有隣目イグアナ科

に属する仲間で簡単にいうとイグアナの仲間です.

いわゆるグリーンイグアナはペットショップでも安価にて販売されていますが

かなり大きくなりますので安いからと言って安易に購入はおすすめできません
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■おすすめのトゲオイグアナ


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というか一部を除き高価なので

私自身1匹ほどしか飼育の経験はありません.


その1匹が上記の「バナナスパイニーテールトゲオイグアナ」です



通称:バナスパ


種としてはクシトゲオイグアナ Ctenosaura pectinataになるのですが

その中でも黄色味が強くなる個体を総じてバナスパと呼ばれ

さらに黄色みが強い個体は「イエローファントム」と呼び

高値で取引されています.


*厳密にはブランド名のようなもの



バナスパをおすすめする理由


・メリット

■幼体時は昆虫も時折与えるが,成体では植物食で良い
■成体時でも1mに満たない
■おとなしい(バナスパであれば)
■湿度管理が割と楽


・デメリット

■高価
■幼体時はクシかバナスパか見分けがつかない
■強い紫外線



モニターと比べるとデメリットは少ないですね.

ただ幼体を購入となると正直それがバナスパなのかクシトゲオイグアナなのかわかりません.

成長してみたらクシトゲオイグアナでした.

なんて話も聞きますので,その辺りは注意が必要です.

*でもクシトゲオイグアナもゴジラみたいでかっこいいですよね 

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画像はこちらより引用


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ただ1つ疑問だったのが,動きがとてつもなく鈍かったんですよね

クシトゲオイグアナの変位種なのでしょうが

正直自然界ではよほど天敵がいない環境でない限りはすぐ捕食されてしまいそうです






イグアナの仲間は総じて樹上性が高い傾向にありますので,既製品ではこういった高さのある

ケージが重宝されます.






④モレリア



モレリアとはオマキニシキヘビ属に属するニシキヘビの仲間で

ボールパイソンと並んで様々な品種改良がされたヘビでもあります

いわゆる「カーペットパイソン」と呼ばれるものです


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グリーンパイソン・セントラルパイソン・ベーレンパイソンなども含まれるようですが

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このあたりは諸説あるようなので割愛させていただきます



モレリアをおすすめする理由


・メリット

■とにかくかっこいい
■インテリア性が高い
■エサが楽
■大きくなるが既製品のケージ飼育可能
■糞の回数が少ない

・デメリット

■比較的温和だが個体差がある
■エサの管理
■ケージの強度



ボールパイソンと似た感じではありますが

ボールパイソンほど神経質な感じではなく拒食も少ない印象です.

ただボールパイソンのところでも書きましたがエサの冷凍マウスの管理ができるかどうかですね.



最大のデメリットとしてはボールパイソンより大きくなるので

ラットもしくは種類によって最終的には冷凍モルモットなども必要になる可能性もあります

(*私もさすがにモルモットは気が引けました)





私が飼育したことのあるモレリアは

・ジャングルカーペットパイソン
・イリアンジャヤカーペットパイソン
・グリーンパイソン
・セントラルパイソン
・ジャングルジャガーカーペットパイソン
・ベーレンパイソン


その中でも特におすすめが


・ベーレンパイソン

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・セントラルパイソン
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は飼育した中でもかなりおすすめと思います


ただベーレンパイソンは高いです.

知っている方は言わずと知れた感じと思いますがこれから検討される方は値段を見ると恐らく引きます...


ですが、「至高のパイソン」とも呼ばれ,その美しさと手触り,そして

性格もおとなしくさらには独特なエサの食べ方.

どれをとっても至高の一言につきます



セントラルパイソンは個体差もあるかと思いますが貪欲です

なにが貪欲かというと...食欲です

ヘビを多数飼育しているとどうしても解凍したものの食べなかったりして

余ることがあります.

その際の残飯処理としてその力を存分に発揮してくれることでしょう




ヘビの飼育には腹部から保温することも大切です.




また,ホットスポットは火傷のリスクもあるので,電気球ではなくこちらの暖突がおすすめです.






■まとめ



いかがでしたでしょうか?普段目にする記事とは少し違った種類の

おすすめ爬虫類をピックアップしてみました.

爬虫類飼育の醍醐味はその野生感を自宅で存分に味わうことができる

慣れてしまえば管理も非常に楽で

犬猫などのように体毛もなく,匂いもありません.
(もちろん糞にはありますよ)

ぜひ現在検討されている方がいらっしゃいましたら,ぜひ参考にしてください


最後までお読みいただきありがとうございました